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私は政治家の茂木 俊充(もてぎ としみつ)さんの英会話を推したいと思います。東京大学経済学部を出て民間企業に勤務をしたあと、ハーバード大学大学院で修士号を取ったという経歴ですから、一般人が参考にするのはほとんど無理なところがあります。しかし彼の英語記者会見を見ると、記者の質問を完璧に聞き取っており、そして英語としてのツボを押さえた内容を日本人発音で堂々と受け答えをされています。
https://www.youtube.com/watch?v=b_I7aDLqtwk
外務大臣として国家100年の計を決めるTPP11の取りまとめをやり切った茂木さんの英語ですが、その中にはオーストラリア、カナダ、ニュージーランドといった英語ネイティブの国も含まれています。英語ネイティブを相手に交渉し、アメリカが抜けた後のTPPの11か国をまとめ切った英語力は、読み書き、聞く話すに関して日本人の可能性を示した最高の仕事だったと私は認識しています。