01. 方法論について
9.
まず私は自分の方法論について、私以外の人が知っていそうなことは全て無料で情報公開し、私が自分で開発した方法については有料という方針を取ります。そのうえで私の方法論について述べます。
最も役立つのは英語のニュースをちゃんと聞き取りたいとか、映画やドラマを聞き取れるようになりたいとか、外国人との電話会議で聞き取りができるようになりたいとかいった人たちに対してです。
今までは英語の音の周辺を聞いていたため聞き取りのパフォーマンスに大きな開きが出ていましたが、私の方法論により英語の音の中心を聞くようになることでネイティブと同じような判断基準で、英語として聞き取りやすい、聞き取りにくいという感覚を得られるようになる可能性があると考えています。
また英語のリスニングの必要性がなくとも、私の方法論によりネイティブが何を聞いているのかを理屈で知ることはできます。この知識は親御さんがお子様に対して英語教育をしたい、留学の準備をさせたいような場合にとても有効ではないかと思っています。
10.
はい、役に立ちます。英語の音を身に着けるには肉体的、精神的、言語的に恐ろしく強烈な負荷がかかります。親のあなたは聞き取れるようにはなりませんが、自分の子供に何を強いようとしているのか、知識として理屈で理解しておくことは非常に重要だと思います。
11.
リスニングの点数を上げるのには役立ちます。ただし近道かというとそうとは限りません。理由は母語の音を流用して英語を聞くほうが、圧倒的に楽だからです。
結論から言うと音声から聞き取れる言語情報の量は圧倒的に落ちますが、英語の音なんて個別に勉強しなくてもTOEICのリスニングで満点(495点)は取れます。理由は試験問題の英語は極端にゆっくりハッキリ読んでいますし、回答はマークシートの四択だからです。
12.
私の英語を聞いて判断してください。こういうふうに話せる秘密は何だろうと思った人だけ、ここの記述内容を読み進めたり、場合によっては文書の購入に進んだりしてくだされば良いと思っています。
91. 開発者について
1.
日本とアメリカが二度と戦争をしないようにするためです。私は日本とアメリカが戦争にまで至った最大の理由は、日本人とアメリカ人の間のやり取りが十分では無かったためだという結論を持っています。自分で英語を話す日本人が一人でも多く増えれば、それが相互理解につながり、戦争に至ることは無いと信じています。
2.
日本のマスメディアが日本語で報道するアメリカの情報は、あなた自身ではない他の誰かが見聞きし、解釈し、その組織や人の都合で日本語化したものです。
日本国には、日本の新聞社が日本人の大衆を煽り外国への敵意を扇動し、無謀な戦争へ導いたという歴史的な経験があります。したがって私は同じことを起こさないためには、自分自身で世界で何が起きているかという一次情報を英語で得られる、日本人の頭数を増やすことが重要だと考えています。
3.
その通りです。私は各個人がそれぞれ、自分の興味のあることをやればいいと思っています。そして私は英語とアメリカに特に興味を持ったので、その道を追求しただけです。
外国語に興味があるなら、中国語でも、韓国語でも、ベトナム語でも、インドネシア語でもなんでもいいと思います。日本人がみんなそれぞれ自分の好きなことを行えばいいと考えています。
ただし2020年時点で、事実上の世界共通語は英語となっています。
4.
私の目標は特に日本人が英語を聞き取れない、話しても通じない理由を明確にすることと、そしてその理論を自分の体で実現することに焦点を置いています。
日本人初の英語話者はジョン万次郎ですが、英語の音に関してはジョン万次郎の次は俺だという気概を持って修練を積み続けています。
5.
日本生まれ、日本育ち。18歳の時に受けたセンター試験で100点を取る。(当時は200点満点)
25歳の時にTOEIC 250点から語の勉強を開始する。29歳の時に初めての海外旅行で香港へ行き、デリシャス(おいしい)が通じず絶望する。
2018年1月TOEIC 965(L495、R470)取得。
37歳の時に満を持してアメリカのグアムを訪れ地元のバーへ行ったら、ウェイトレスのネイティブ女性にウォーター(水)が通じず絶望する。
39歳でやっと英語の音を聞き取るための共通の理論を確立し、それなりに自分の体で実現できるようになる。
6.
私はほかの日本人の誰よりも、英単語の"Water"を発したときに「(゚Д゚)ハァ?」と言われた回数が多いと思っています。なぜかというと、わざわざ日本人の英語に慣れた外国人がいない場所に行って、どうすれば一発で"Water"が通じるか研究し続けたからです。
もちろん単純に発音するということではなく、毎回研究の成果をひっさげて、どうすれば汎用的に一発で伝わるか実践し確認をしつづけました。
こんなことをやっているから通じるようになるまでものすごく時間がかかりましたが、その代わりに今まで誰も到達できなかった領域に立ち入ることができると私は認識しています。
7.
はい、変えました。なお言語において自分の発音を変えるというのは、どんでもなく体にかかる負担が大きいです。思考力にも影響がおよび、気分が悪くなることはしょっちゅうです。そのため幼児期に英語の発音を身に付けた人間が、決定的に有利という状況が生まれています。
私は他人にはこの作業を勧めませんが、私自身は15年にわたって合計100回以上、自分の英語の発音を変える作業を繰り返しました。
なお発音を変えるというのはすぐに結果が出るわけではなく、変えてみて体が安定するまで、長くて3か月、短くて1か月かかります。この間、英語が全く聞き取れない状態に陥ることも多いです。
また日本語を話すと英語の発音が元に戻ってしまうため、とはいえ会社員をやっているので平日は日本語で仕事ですから、土日は日本語をできるだけ喋らないようにするという生活を8年間にわたって過ごしました。
8.
その通りです。ただし私が正解を最初から伝えることで、もしかしたら私が15年かけたことを、正解を知ってる人は3年でできるようになるのかもしれません。ただ他人様の体、能力、訓練の結果になるのでここはハッキリ言って未知数です。
若いときは非常に多くの本を読みましたが、この一冊というのが存在します。
それは大井 篤(おおい あつし)という人が書いた、「海上護衛戦」(かいじょう ごえいせん)という本です。まずこの本は大日本帝国海軍が太平洋戦争をどのように始め、またそのさなかに何を考え何をしていたのかを、つまびらかに記した歴史書としての絶対的な価値があります。
このような本を、戦後間もない1953年に記憶の新しいうちにすでに出したという点も含めて、驚愕の一冊です。
それに加え著者の生きざまが私の魂を打ちました。太平洋戦争という狂乱の中、どこまでも客観性を保とうとする姿勢、置かれた環境の中で何とかできるだけのことをしようとする行動、空気を読まず上官にも逆らう勇気、戦時下でこれだけ気炎を発しながらも予備役や前線送りにされず陰湿な日本人社会を現役軍人として泳ぎ切った対人能力と空気の読み方、そして恐らく海軍がその自由を許した理由であろう著者の圧倒的な才覚と努力。
この本を大学生の時に読んだ私は、言葉にできない決定的な影響を受けました。そして大きな流れでいえば、今私がこのWebサイトでの活動を行っているのは、この本を読んだからです。
25歳で英語習得を志してから、全部込みで余裕で1,000万円を超えていますが、それ以上は数えてないです。
例えば
英会話学校に200万円、音読訓練に100万円、フィリピン英会話学校1週間×2回に60万円、ネイティブオンライン英会話に60万円、GWにアメリカ カリフォルニア1週間旅行に50万円、グアムでの音の研究×3回で50万円、通訳学校に50万円、TOEIC試験代金 LR×20以上とSW×10以上で40万円、アパホテルでの精神統一に30万円、書籍代20万円、英語ゲーム用機器に50万円、英語ゲームソフトに20万円、CNN JPとNetFlixのHuluの定期契約に10万円、、、
そして海外渡航しての音の研究に何百万円。