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これは考え方の一つとしてアリだと私は思います。実際問題として2020年7月現在、アメリカ製のGoogle翻訳やドイツ製のDeepLの翻訳力は舌を巻く性能を出しています。おそらく近い将来、読み書きに関しては全部自動翻訳で実用上まかなえる世界が来ると思います。

しかし動物も吠え合うように、人間も音声を使ってのコミュニケーションが別の個体との意思疎通の基本となります。人間が自分の声で、自分の言葉で発するという行いとそれが持つ力は、今後も変わらないものだと思います。つまり英会話ができることが持つ可能性は、世界中のオンライン化が一方的に進む中で、ますます大きくなっていくと思っています。

なお業務において機械翻訳(日→英、英→日)をそのまま利用するというのは、何かあった時に機械翻訳が責任を取ってくれないので、あと5年は一般化しないと思います。機械の精度が99%でも責任を取ってくれないので、100%任せられないのは車の自動運転と同じです。

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